電池駆動用半導体ガスセンサ開発と商品化

半導体ガスセンサは、「300℃から400℃の温度に過熱する必要がある為、乾電池での長期間駆動するのは困難」。これは、半導体ガスセンサが世に出て以 来の定説でした。この実現不可能とも考えられていた目標が、 超小形ビードタイプのSBシリーズを用いることによって、一酸化炭素検出、LPG 検出、空気汚染度モニター等の用途に約2年間の電池寿命(単三アルカリ乾電池4本使用)で使用する事が可能になりました。この画期的な技術はSBシリーズの迅速な温度レスポンス、高い耐熱衝撃性をベースに「周期的過熱法」を適切な条件で用いる事により始めて実現されます。これにより、ガスセンサの 応用対象は飛躍的に広がります。エフアイエスは、このタイプのセンサをBSBシリーズとして商品化を進めています。